IDEA

WASIMIL(ワシミル)

WASIMIL(ワシミル)
WASIMIL(ワシミル)
京都を拠点にホテル・旅館システムを開発しているスタートアップです。カナダ人、日本人創業者を筆頭に多国籍でインターナショナルなチームで事業化をしています。日本の中でも観光業のノウハウが詰まった京都でTravelTechの先進例となるべく頑張ります。現在、京都在住のインターン学生さんを募集中。

──現在考えられているビジネスとその目的はどのようなものでしょうか?

ホテル顧客管理・業務効率化システム「WASIMIL(ワシミル)」という事業を考えています。

ホテル・旅館業が抱える「①人手不足」「②無駄の多いオペレーション」「③訪日観光需要の取り込み不足」「④効果的なマーケティングができていない」「⑤従業員の離職率が高い」といった経営課題を解決することを目的としています。

ユーザビリティに優れたシステムに加え、優れたマーケティングデータの提供やレピュテーション管理機能を通じて、デジタルの力で宿泊業の業務効率化とともに、サービス向上余力を高めたいと考えています。

 

──具体的な事業としてはどのようなことを計画されているのでしょうか?

WASIMILを利用すると、非効率だった業務が改善され、また独自の顧客管理システムにより顧客ひとりひとりへのサービスが向上します。何よりも私たちが目指すのは、ホテル・旅館で働く人々が仕事での「達成感」を感じるということです。働く人々が、システムのサポートにより、これまでより良いサービスを提供できるようになり、顧客とのつながりが向上し、仕事を通じた達成感を感じられることを目指しています。

 

──ビジネスアイデアの特徴を3つ上げるとしたら、どんなところでしょうか?

1つ目は、人手不足が深刻化する宿泊業のオペレーションを助けることです例えば、食事の給仕、清掃のタイミング、チェックイン前後のコミュニケーションや顧客情報の管理により、業務のムダを改善することで人手不足解消に寄与します。

2つ目は、宿泊顧客のデータや嗜好性を把握すること。また、オンライン上のホテル評価管理を行うなど、デジタルの力で、宿泊顧客とのつながりの機会を増やし、ホテルのホスピタリティ力をあげ、顧客満足度を高めます。さらに、顧客満足度を高めることで、ホテル業で働く人々が、仕事を通じた「達成感」を得られることを目指します。

3つ目は、ホテル・旅館へ良好なマーケティングデータを提供すること。ホテル・旅館は得られたデータを通じて、さらなる経営改善へ検討を進めていくことが可能となります。

 

──なぜこのビジネスアイデアを実現したいと思うようになったのでしょうか?

ホテル・旅館業で働く人々が「達成感」を感じることで、地方をより元気にしたいからです。私は日本の地方都市へ旅行し、ローカルな体験をすることが好きです。露天風呂のある旅館に宿泊してみたいですが、自分ひとりではできませんでした。外国人の自分にとって、電話予約しないといけない、オンライン上では見つけられないなど、地方に泊まってみたくても情報がなかったのです。関心をもって、日本のホテル・旅館業の統計データを見てみると、シティホテルが80%近い客室稼働率を得ているのに対し、中小規模のホテル・旅館業は40%にも満たない稼働率で、毎年廃業を余儀なくされています。さらに調べていくとITツールの活用が進んでおらず、生産性が低いため、人手不足という深刻な経営課題を抱えているようでした。さらに、離職率の高さなど宿泊業が抱える課題がたくさんあることが統計からは見えてきました。業務効率改善やマーケティング力の強化で、大好きな日本の地域に力を与えられるのではないかと考えたことをきっかけに、この事業を立ち上げていくことを決めました。

 

──アクセラレータープログラムに参加したことで、どのような成果がありましたか?

アクセラレータープログラムに参加するきっかけは、外国人起業家である自分が、日本でビジネスを行う上での人脈や、「日本的な文脈」を教えていただくことでした。事業へ向けて、ホテル・旅館業の経営課題をヒアリングすることをサポートいただき、またファイナンスや人脈構築に向けた助言もいただき、起業へ具体的に動き出すことができました。

 

──ビジネスアイデアの実現に向けて、これからの展望をお聞かせください。

開発・販売していくホテル・旅館システムWASIMILを通じて、地方の宿泊業が抱える人手不足、マーケティングの強化を行い、外国人観光客を含めた多くの人がその地方を訪れ、地域の人と交流し、地域がよりイキイキするように。ホテルで働く人々が働きがいや仕事を通じた達成感を得て、また作り出される交流を通じて、地方の人々がより笑顔になれる社会を作ることに貢献していきたいです。

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