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大学発スタートアップ創造ラボ 大学研究者が語る起業までのストーリー VOL.4

大学発スタートアップ創造ラボ 大学研究者が語る起業までのストーリー VOL.4

大学研究者が語る起業までのストーリー VOL.4(KOIN、京都大学linkhub@で同時開催!)

本イベントは、研究成果をベースにスタートアップに携わっている研究者2名をお招きし、起業の契機やスタートアップにおける研究者の役割・メリットなどについてお聞きする、2023年スタートのシリーズです。
第4回目となる今回は、次の2名の研究者にご登壇いただき、文理それぞれの領域から起業のリアルについて語っていただきます。
・伝統ある理系研究室にて自ら発明した新技術を基に設立したディープテック系スタートアップ「ライノフラックス株式会社」(2024年4月~)のCSO研究者
・人類学者発スタートアップの草分け的存在である「合同会社メッシュワーク」の共同創業者
 さらに、今回は、京都市中心部の共創拠点「KOIN」と京大内に新設されたばかりの交流拠点「イノベ棟linkhub@」を二元中継でつなぎ、国の「スタートアップ育成5か年計画」「骨太の方針」などを背景に巨額の資金が注入され、ブームとも言える「スタートアップ」について、敢えて『スタートアップという社会実装はアリなのか。』というテーマでお話を伺います。
研究成果の事業化手法としてのスタートアップにご関心のある研究者の皆様はもちろんのこと、その支援者の方、金融機関やベンチャーキャピタルなど大学外からの支援を行う方、その他大学発スタートアップの関係者のご参加、お待ちしております。


【タイムスケジュール】
▼18:30 オープニング
▼18:35 トークセッション
■蘆田 隆一 先生(京都大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 講師/ライノフラックス株式会社 CSO)(KOINにて登壇)
■比嘉 夏子 先生(山梨県立大学 地域人材養成センター 特任准教授/合同会社メッシュワーク 共同創業者(京都大学linkhub@(リンクハブ)にて登壇予定)

▼19:45 ネットワーキング
▼20:15 クロージング


【ゲストスピーカー】

▲蘆田 隆一 先生(京都大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 講師/ライノフラックス株式会社 CSO)
2004年 京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)取得。同年 米国ペンシルバニア州立大学博士研究員、2005年 京都大学大学院工学研究科助手、2007年 同助教、2016年より現職。平成20年度日本エネルギー学会奨励賞、日本鉄鋼協会研究奨励賞、平成25年度日本エネルギー学会論文賞、平成27年度日本エネルギー学会進歩賞(学術部門)など受賞歴多数。2024年4月設立のライノフラックス株式会社にてCSOを務める。
ライノフラックス株式会社
蘆田先生が発明した新規発電技術(質の悪い炭素資源から、化学反応を適切に利用して大量の電気エネルギーと高純度のCO2を回収する、湿式ケミカルルーピング技術)を基礎に、「発電するほどCO2排出を減らせる」発電装置の開発を行うエネルギースタートアップ。2024年4月設立。


▲比嘉 夏子 先生(山梨県立大学 地域人材養成センター 特任准教授/合同会社メッシュワーク )
京都大学人間・環境学研究科博士課程修了(人間・環境学博士)。専門は人類学。ポリネシア島嶼社会の経済実践や日常的相互行為について継続的なフィールドワークを行う一方で、より実践的な人類学のありかたを模索し、メッシュワークを設立。人類学的なアプローチと認識のプロセスを多様な現場に取り込むことで、きめ細かな他者理解の方法を模索し、多くの人々に拓かれた社会の実現を目指す。著書に『贈与とふるまいの人類学―トンガ王国の〈経済〉実践』(単著、京都大学学術出版会)『地道に取り組むイノベーション―人類学者と制度経済学者がみた現場』(共編著、ナカニシヤ出版)等。
合同会社メッシュワーク
合同会社メッシュワークは、人類学者によって2022年4月に創設された。変化する組織やコミュニティが直面する多様な課題に対し、従来のリサーチやコンサルティングとは異なる視点からアプローチする。これにより、想定されていた課題や仮説を再構築し、机上の空論ではなく、現場のリアリティに根ざした実践的な施策と、そのプロセスを提案する。ミッションは、「人類学者の目をインストールする」こと。より精緻な人間理解を通じて、新たなプロダクトやサービス、制度を生み出せる人材を育成し、それらを現場に浸透させるための長期的な伴走も行う。


【当日のトークセッションテーマ案】
・どうしてスタートアップに関わることになりましたか? その際、どんな葛藤がありましたか?
・スタートアップに関わって、よかったこと/わるかったこと/想像とちがうこと は?
・スタートアップ設立にあたっての経済的負担はどのくらい?
・経営者との役割分担は?
・研究者としてのキャリアへの影響は?
・研究との両立は可能?


【これまでの〈KSACプレゼンツ〉大学発スタートアップ創造ラボ 』シリーズ】
●vol.1 2023年12月18日(月)
・若宮 淳志 先生(京都大学 化学研究所 教授、株式会社エネコートテクノロジーズ 共同設立者、取締役、最高科学責任者)
・篠原 真毅 先生(京都大学 生存圏研究所 教授、株式会社Space Power Technologies科学顧問)
●vol.2 2024年2月8日(木) 
・南 一成 先生(株式会社マイオリッジ 取締役CTO、神戸大学医学研究科 外科系講座形成外科学分野足病医学部門 客員准教授、Cell Exosome Therapeutics株式会社 顧問)
・谷 亮太朗 先生(株式会社Eudaimonix 開発部 部長)
●vol.3 2024年3月18日(木) 
・植田 充美先生(京都大学 産官学連携本部・高等研究院 特任教授併任、株式会社Barcodebody COO)
・瀧 宏文先生(株式会社マリ 代表取締役社長)


 

参加受付中
開催日時2025年3月25日(火)18:30 ~ 20:30
定員KOIN会場:30人(先着順)
京都大学linkhub@:20人(先着順)
オンライン:30人(先着順)
料金無料/Free
主催者名関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)
(一社)京都知恵産業創造の森
京都大学成長戦略本部
京大オリジナル株式会社
お問い合わせ先一般社団法人京都知恵産業創造の森
TEL:075-353-7122
E-mail:startup@chiemori.jp
対象・大学研究者で起業、事業化を目指す方
・ベンチャーキャピタル、金融機関、CVCを持つ事業会社
・大学で産学連携、事業化支援を担当する方
・ディープテックスタートアップ
・大企業でスタートアップとの協業に取り組まれている方
※上記以外の方のご参加はお断りをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
会場・京都経済センター3階 KOIN
https://open.kyoto/access/
・京都大学linkhub@(リンクハブ)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2024-07-30
・オンライン参加
申込締切2025年3月24日(月)17:00

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